「うつ」について書かれた本で比較的よみやすいもの、双極性障害についても得るものがある本です
●うつ病をなおす (講談社現代新書)
野村 総一郎
◆ 非常にスタンダードな本です。うつの権威と
される防衛医大教授の野村先生が書かれた新書です。気分障害ということで双極性障害にも触れられていますが、う つの状態、どうしてうつになっていくのかを上手く表現されています。何で防衛医大やねん。と思っていましたが、要は多いんですよね自衛隊員に。治りかけて きた現在ようやくそんなことも考えることができました。
この本は網羅的に、うつのパターンや対処法などが書かれている。この病気をきっちりと理解しようと思って読んでみた。その結果、自分のパターンが理解できたしDrとのやりとりにも貢献したと思っている。
うつ患者の周りにいる家族、同僚などに読んでほしい一冊と思う。ちなみに著者はNHKにも何度か出演されており、うつ(気分障害)の臨床における第一人者のようである。
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●うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」 下園 壮太 日本評論社 2004-05by G-Tools |
◆ 著者は防衛大卒の陸上自衛隊勤務を経たカウンセラーである。したがって、その手法・考え方の基本には軍隊ならではの「敵の分析」「戦略」があり、「うつ状 態」という敵に対する合理的な対処方法を示している本であると思った。 本書ではまず、「うつ」とはどういうことかを説明する。一言でいうと「別人」にな るというわけであるが、そこを説明した上で「自信回復作戦」と銘打ってうつ状態である読み手に分かり易く、自己の状態を理解してもらう。そして「使える」 プチ認知療法により回復期からリハビリ期に失敗しがちなクライアントに対して、失敗をくりかえすことを寧ろ良しとして、どんどんやってみることを推奨す る。つまり「行動」することで、抱える不安を和らげることを目指している。結局は無理をせずに時間を見方にするということが大事であるということ。これを 知ったのが一番の収穫であった。
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●ツレがうつになりまして。 細川 貂々 by G-Tools |
◆ 漫画家の作者の夫はモーレツサラリーマンであったが、ある日会社に行けなくなった。そこからの顛末をユーモアあふれるタッチで描いている。2~3時間で読めますが、立ち読みは御法度ですw。ここで出てきた、うつ時の寝逃げを表す「カメフトン」は結構受けました。


